モワイエーン

日々起こった事について、又興味について書いていきたいと思います。

チャリ旅(5日目)南紀白浜~和歌山駅

4日目おさらい
那智大社熊野古道等高校生の時からの憧れの土地に行くことができ非常に満足する。しかし紀伊半島の起伏の多い道や海風のせいで目的地になかなかつけず。やっとのことで宿に着くが湯の温度が高すぎて入れず疲れを落とせないまま寝床に入った。

3月8日(快晴)
朝9時に宿を出て白浜の物産展とれとれ市場に行く。魚介類や和歌山県内の様々なお土産が並び中には市場もありとても賑わっていた。ぶらぶら歩いているとおばちゃんに呼び止められみかんジュースやポン酢の試飲やジュレやジャムの試食を勧められ断れず食べ飲みし非常に美味しかったので少し高いが360円のジュースと840円のジャムを買った。このジュース是非一度飲んでみてほしい。f:id:nkwas1201:20140308215341j:plain
店を出たのが10時、目的地迄は後107キロ。6時間あれば着くだろうと踏んだ。前回の反省を全く省みていない。勿論起伏の多い道が続き、前日前々日の無茶が祟ったのか右足の関節に激痛が走った。平地は左足で踏み込んで右足を乗せれば前に行くが坂道では両足踏み込まなくてはならないから坂道はほとんど押して歩いた。坂を上り続けると有間皇子が謀叛の疑いで護送される途中眼前の海を眺め自信の無事平穏を祈り和歌を読んだ場所に着く。国分皇子も旅の無事平穏を祈った。f:id:nkwas1201:20140308112628j:plain
40キロ位行ったくらい(御坊)でもう起伏は少なくなり平坦な道が続くが右足の激痛でペダルを漕ぐことができなかった。何回も自転車から降り歩くが遂に限界を迎えたのか道端に倒れこんだ。電車を使おうと思うも残り60キロ時点でへこたれるのは嫌だったからそのまま進み由良を少し超えたところで大きな坂が現れたが勿論全部押した。ここら辺は斜面にみかんの木がたくさんあって無人販売所ではみかん1キロ100円とか意味が分からない価格で売られていた。42号線では浜松駅から何キロみたいな標識が1キロとかそんな単位で置かれているんだけどなんの慰みにもならないしホントにいらない。そんなこんなで後40キロ。いつの間にか激痛は消えて和歌山のみかんブランドを輩出する有田市、そこから少し離れた海南を越えると18時頃に和歌山駅についた。改めて和歌山の広大さを感じた。宿を決めていなかったので駅付近をブラブラし1軒目のビジネス旅館阪和荘に交渉しに行くとあっさりOK。ワンちゃんのさくらも快く出迎えてくれた。f:id:nkwas1201:20140308214335j:plain
おばちゃんに部屋案内をされすぐに風呂を沸かしてくれ、ゆもみまでしてくれた。浴槽は五右衛門風呂で祖母の家もそれだったのを思い出しながらゆっくり浸かり疲れをとった。おばちゃんは色々案内をしてくれ至れり尽くせりのもてなしを感じた。夕飯はうまいものが食べたいと思い熊野牛をカルビ一丁に食べに行くことに。6人用の個室を一人で占領するのには気がひけたが美味しい熊野牛をお腹一杯になるまで堪能した。美味しかった。f:id:nkwas1201:20140308203914j:plain
そして宿に戻り晩酌をし寝床につく。

走行距離約110キロ
走行時間約7時間
出費1万円

次回は和歌山駅から大阪梅田を目指します!