モワイエーン

日々起こった事について、又興味について書いていきたいと思います。

チャリ旅(4日目) 紀伊勝浦駅~白浜温泉

3日目おさらい
早朝お伊勢参りをしそのまま紀伊勝浦に向かうも3つの峠に行く手を阻まれ挫けそうになりおまけに目的地手前でハンガーノックになる。お宿はなの美人女将に至れり尽くせりのおもてなしを受け和歌山を更に好きになった1日であった。

3月7日(晴れ)
朝7時に起きだらだらと支度を済ませお宿はなをチェックアウトした後那智大社に向かう。流石は西国三十三ヶ所巡礼の第一番札所であるだけに坂が続く。曲線も多くなかなかきつい。坂を上る途中で熊野古道大門坂を見つけたのでせっかくだし自転車を抱えながら登った。樹齢数百年の木々に囲まれながら歩くのは気持ちがよく清々しくそして不思議な感じがした。次は是非踏破してみたい。息を切らし那智大社にようやく着くと那智の滝を眺めることができた。嗚呼絶景哉。自分の足を使って来たことによって人一倍よく感じられたのかもしれない。うまく背景を写るようにするために自撮りをしようと何回も試み回りが見えずにいると女性から会釈をされ会釈し返した。神々の邂逅だったのだろうか。何だったんだろうか。結局優しいお爺さんにとってもらった。f:id:nkwas1201:20140307103919j:plain
参拝したことだし目的地に向かおうとおもった矢先おばちゃんに昼飯食ってけと半ば強引に店には入りおすすめという、うどん・めはり寿司セットを頼む。めはり寿司というのは高菜で包んだおにぎりみたいなもの。初めて食べたが凄く美味しかった。f:id:nkwas1201:20140307114037j:plain
おばちゃんから那智黒飴をもらい目的地に向かう。時刻は12時。100キロ位だし到着するのは5時くらいだろうと踏んでた自分がバカだった。熊野街道(42号線)をずっと走るルートで平坦な道が続くのだろうなと思っていたが登り坂カーブ下り坂の連続だった。おまけに向かい風が吹き全く進めなかった。ヴェルファイアとかバイク王のCMみたいに車やバイクのようにチャリが楽々海岸線を進めることができるわけなかろうもん!しかしなぜか余裕だろうと思ってしまい雨の日には陸地でサメが泳いでるという本州最南端の串本で海を眺めながら近くの無人販売所で買ったデコポン(7個入り100円)を食べながら黄昏れ30分くらい休憩した後出発する。アップダウンが激しく海風により全く進むことができず、もう海はいいからと何回も思ってるうちに橋杭岩につく。初めて生ける岩みたいなものを見た。f:id:nkwas1201:20140307141030j:plainそこからは道の駅で休憩したりしてこまめに水分食料を取った。そこからちょっとした所に"空き缶をここに捨てたらアカン"っていう看板があってほほぅ…と思いもう少し進むと"ここで小便したらアカン"という看板を見つけ爆笑してしまった。ほほぅ…。右足に激痛が走るも無理をせねばと思い必死にペダルを漕ぐが目的地まで後30キロ程のところで鹿に遭遇した。生身の動物ってでかいんすね~。なんやかんや頑張り7時半頃に南紀白浜の宿に着く。源泉かけ流しの温泉に入るが本当に人間が入れるほどの温度じゃなくシャワーをひたすら浴びた。そして店はほぼしまっていた為ローソンで弁当を買いテレビを見ながら弁当、途中で買ったデコポンを食べ幸福を感じた。結局目的地まで30回以上アップダウンがあったと思う。本当にきつかったとしかいえないです。和歌山の広大さを思いしった1日でありました。日本狭いとか言ってるやつは取り敢えず三重和歌山行け。

走行距離約130キロ
走行時間約7時間。
出費4500円

次回は南紀白浜から和歌山駅を目指します!