モワイエーン

日々起こった事について、又興味について書いていきたいと思います。

自転車旅(まとめ)

自転車旅を無事終える事ができたので色々と書きます。

○装備:上 HanesのパックTシャツ ナイキのパーカー アークテリクスのマウンテンパーカー(ゴアテックス) 下 アンダーアーマーのタイツ ナイキのランニングパンツ(ZIP付き)その他 手袋 ヘルメット ネックウォーマー

最高気温は大体8度 最低気温は1度でした。・外に出た時に少し寒いくらいの格好で出ました。運動してるうちに汗を凄くかくので。沿岸部を走るときには海風がバンバン向かい風また横から直撃するのでそういう意味でゴアテックスは必要でした。雪とか雨の時にも対応できます。

・すごい汚いんですが走行中鼻水は手袋で拭いてました。本当に汚かったですけど手段はこれしかありません。

・ヘルメットは絶対して行った方が万が一の時の為良いと思います。死亡、後遺症などのことを考えると格好云々より、というか最低限のルールじゃないかと。

輪行袋は持って行った方がいいです。いざという時に役に立つし自転車を解体しないと電車に乗せることは出来ないしフェリーとかだと輪行袋に入れておくと自転車料金を取られません。

・前述した通り気温が気温だったので野宿はしませんでした。大浴場や温泉などがある宿で疲れを取りゆっくり睡眠を取って次の日に備えるという点でビジネスホテルなり民宿なりに泊まるのがお薦め。疲れていればカプセルホテルでも寝ることが出来ます。それにテントを持っていくと荷物がかさ張り負担になります。

・パンク修理キット等工具は持っていきませんでした。どっかに自転車屋さんがあるだろうという甘い考えでした。いざとなれば解体して輪行袋に入れ電車で自転車屋のある町まで。大体の人はパンクなどを想定して工具を持って行ってます。

・雨具は一応持っていった方がいいですが雨の日は走行しないというのがベスト選択だと思います。

・荷物は最小限に抑えるべきでした。今回は初めての自転車旅や自転車旅の終わる次の日から沖縄旅行だったということもありやたらと荷物が多く42リットルのバックパックがパンパンでした。シャツ3枚、パンツ3枚、靴下3足、長袖一枚、短パン一枚くらいで何とかなります。重すぎたので途中いらないシャツ、パンツ等は捨ててきましたが各地でお土産を買っていたのでプラスマイナスゼロでした。

・都会とは違って田舎は街頭がないとこもあるので強めのライトが必要だと感じました。

・自転車の車体は10キロ以下が傾斜のことを考えるとちょうどいいかもしれません。10キロ程の荷物があったので坂は余計きつかったです。車体を軽くするのに金をかけ過ぎるのより自分の荷物、体重を切り詰めた方がよほど良い。

 

○計画 ・計画はしっかりしておいた方が身のためです。1日目の東京静岡間の約170キロはそこまで苦痛ではなかったが3日目の伊勢勝浦間は本当に死ぬかと思った。

・YAHOOマップでルート探索すると大体何キロ地点に何メートルの傾斜(標高)があるとかが分かるのですがあんまりぱっとしません。標高はきつさに比例しないような。グーグルマップで航空写真を見て計画を立てるのも一つの手かもしれません。こう見て見ると三重和歌山は異常です。山しかありません。海岸線も複雑だし本当にきついです。

f:id:nkwas1201:20140328010254p:plain

 

・できるだけ単純なルートで行った方が良い。ルート探索で出るルートはあまりお薦めできない。道に迷うと10キロくらい多く走ってしまうケースも。

・あまり無理しない方がいいです。僕は無理が祟って足の関節が痛くなり途中少し傾斜のあるところでさえ押し続けました。

○道路 ガタガタな道が多いです。アスファルトがえぐれてるとか。それを瞬時に見て避けることも大切です。最悪パンクする。トンネル内は必ずライトを付けて白線の内側を必ず走っていました。幅60センチ位を安定して走る事が出来ないなら自転車旅は辞めた方が良い。最悪死ぬ。

○予算 一日4000円を目標にしてましたが普通に無理でした。道中予想以上にお腹がすいたり喉がかわいたり、お土産、夜は地方のおいしいものを奮発して食べてしまった為一日当たり宿代合わせ平均7500円くらいかかりました。7日間だったので5万5千円くらいかかりました。切り詰めたら5000円くらいでしょうか。世の中お金です。お金があるに越したことはありません。

○意義 道中がむしゃらに走るので色んな事を忘れる事ができます。良い景色を見たり世界遺産など訪れるのは自分の足を使ってることも相まって感動します。下り坂で脳内にわボンジョビのイッツマイライフを流して思いっきり叫ぶのも爽快です。ただきついです。僕は充実感が残りましたがそこら辺は人それぞれです。旅してよかった事は色んな人に自慢できる!ブログにもエントリーできるしね!

○その他 野生の動物に遭遇することは十分あります。鹿と猿に遭遇しました。そういう時に多分ヘルメットが役に立つ。そういう意味では北海道等の熊の出る土地は絶対自転車旅したくない。

・ネットでAV一本購入しました。タイトルは教えません。

・旅での出会いとかはあんまないです。期待しない方が良い。

・旅をするとコミュ力がつく。というよりコミュニケーションをとざるを得ない。

・一人で行動することは面白いです。人とかかわることはある種の自立じゃないかな。

○今後

夏に余裕があればまたしたいと思います。今度は四国か東北へ。

 

チャリ旅(1日目)下宿先~静岡駅 - モワイエーン

チャリ旅(2日目)静岡駅~伊勢市駅 - モワイエーン

チャリ旅(3日目)伊勢市駅~紀伊勝浦駅 - モワイエーン

チャリ旅(4日目) 紀伊勝浦駅~白浜温泉 - モワイエーン

チャリ旅(5日目)南紀白浜~和歌山駅 - モワイエーン

チャリ旅(6日目)和歌山駅~大阪梅田 - モワイエーン

チャリ旅(最終日)大阪梅田~神戸駅 - モワイエーン

 

 

 

 



チャリ旅(最終日)大阪梅田~神戸駅

6日目おさらい

和歌山市をぶらぶらし名残惜しい中、昼頃に大阪に向け出発する。あれだけ苦痛だった傾斜も6日目の道中には峠と称すも坂のような道しか現れず平坦な道を時25~30キロを維持し進み3時間もかからずに大阪に着く。大阪の女の子は可愛いだろうと思っていたが全く遭遇せずやよい軒で晩飯を食べ寝るという旅史上で最も刺激のない一日であった。

 

3月10日(晴れ後雪)

朝9時に起き支度をしカプセルホテルを出た。ここは館内では館内着の着用が義務付けられ平安時代のような庶民が着るような袈裟衣らしいものを着た。奴隷とまではいかないが囚人またカイジの地下で強制労働させられるような感じがした。客層は察してください。宿を出てからシャツが欲しかったのでルクアに行った。どこから来たのか聞かれ東京ですと答える自分が誇らしく買う気のない店まで回った。結局フレッドペリーでシャツを買い大阪に来るといつも行く梅田3番街の明石焼き屋ぶぶ亭に行った。ここは明石焼きはもちろんおいしいのだけれど普通のたこ焼きもとても美味しい。たこ焼き(450円)と明石焼き(500円)を頼みあまりのおいしさに頷きながら頂いた。お持ち帰りもやってるから新幹線利用の時は是非行って欲しいたこ焼き屋である。f:id:nkwas1201:20140311001534j:plain

すこし眠気があったのでモロゾフのイートインコーナーでワッフルと紅茶のセットを頼みゆっくりし心を落ち着かせ梅田の駐輪場に自転車を取りに行き神戸三宮に向かった。神戸三宮まではずっと平坦な道が続くのだが向い風で全然進めなかったしおまけに雪まで降ってきた。途中で甲子園球場を見に行ったが中に入れないために外から写真を撮ったが普通の地方球場みたいだった。虎ファンが少しいた。f:id:nkwas1201:20140310142841j:plain2号線に戻り神戸まで進みながら今までの旅の事を回想していた。初めはきついし早く終われと思っていたのに終わりに差しかかろうとすると急にさびしくなってきた。のど元過ぎれば熱さわすれるとは少し違うのだけれどきつければきついほど充実した経験として記憶に残る。これからの人生後悔のないよう一生懸命生きていこうと思った。社蓄にはなりたくないが。回想するうちにあっという間に神戸三宮につく。カプセルホテルにチェックインし旅も終りのためタイヤの空気を抜き輪行袋に自転車を片付けた。7日間パンクもせずによく頑張ってくれた。本当の本当にありがとう。風呂に入り神戸牛を食べようと意気込むが入った店で今日ないと言われお酒二杯とお好み焼きを食べ良い具合になり今こうしてブログにエントリーしようとしてる。各地方の特色やまとめ等はまた日を改めて書こうと思います。

辛抱強く読んで下さった皆さん、そしてこの旅を遂行するに至り一カ月休みをくれ不足を補ってくれているバイト先の皆さん本当にありがとうございました。明日から沖縄にバカンスしに行きます。 


チャリ旅(6日目)和歌山駅~大阪梅田

5日目おさらい
白浜から和歌山駅に余裕と思い目指すもつもりに積もった疲労と右足の激痛で一時は諦めようと思うが目的地に着くことを無心に考え和歌山駅につく。宿泊先を決めていなかったが一軒目の宿であっさり決まり宿のおばちゃんに至れり尽くせりのもてなしを受け焼肉屋で熊野牛を堪能し満足し深い眠りについた。

3月9日(快晴)
目的地までは70キロということもあり9時に起きて支度をし10時半頃に宿をでた。お世話になりました。JR和歌山駅で和歌山と書いたプラカードを持って写真を撮ってもらおうとするもJR和歌山のネオンが屋上にあり更には駅前はタクシー、バス乗り場があり背景におさめることが不可能な為断念し和歌山城に行く。予想してたより全然大きいし市役所方面からは廻廊と城を良い具合に見れることができる。せっかくなので天守閣の方まで上ることにし城門付近で写真を撮っていると忍者に話しかけられた。この忍者達は普段は大学生らしく時給は1000円らしい。同い年なので話が合い一緒に写真を撮った。俺もバイト忍者になりたい。f:id:nkwas1201:20140309112939j:plain
そうして和歌山城を降りお土産を買った。この頃にはリュックの重量は12,3キロくらいになっていたと思う。そして近くのラーメン屋ひしおに行き、ラーメンとばら寿司というちらし寿司みたいなものを頼む。ラーメンの方はレポートは下手だから端的に言うと醤油若干煮干し、ばら寿司は普通のちらし寿司でした。本来の豚骨醤油風味の和歌山ラーメンを食べなかったことに若干の後悔をしつつ大阪に向かう。時刻は13時。出発して一キロ位したところでよほど疲れていたのか 釜あげうどんセルフ の看板が釜あげうどんセフレ に見えた。社蓄の気分が少しだけわかった。大阪に入るには孝子峠を越えるくらいでしかもこの峠は紀伊半島に比べたら坂みたいなものだったので楽々超え大阪府に突入。和歌山は本当に良いところだった。大阪府に入ってからは平坦な道が続くが自転車でとろとろ走るガキの集団とか逆走少女とか信号無視左右不確認ババアみたいなのが何体も出てきて本当にアブなかった。それでも平坦な道なので時速25キロ程を維持できた。すき家なんかがあるところは"町"だから道がずっと平坦で逆にファミマだけがポツンとあるところは海抜が高いようにこの旅を通して感じた。そんなこんなで自称都会みたいな"町"がずっと続き特に足の痛みも感じることもなく16時半頃に難波についた。何故か凄く嬉しかった。出たことはないがインターハイに出た気持ちだった。道頓堀で定番の写真を撮ってもらい難波らへんをブラブラしホテルのある梅田に向かい夕飯は高級割烹料亭やよい軒チキン南蛮定食を食べた。人生初のカプセルホテルでシャキッとコーンの気持ちを理解し和歌山特産のじゃばらジュースを飲んでいます。f:id:nkwas1201:20140309172007j:plain

走行距離約70キロ
走行時間3時間
出費6000円

次回は梅田駅から神戸三宮を目指します!

チャリ旅(5日目)南紀白浜~和歌山駅

4日目おさらい
那智大社熊野古道等高校生の時からの憧れの土地に行くことができ非常に満足する。しかし紀伊半島の起伏の多い道や海風のせいで目的地になかなかつけず。やっとのことで宿に着くが湯の温度が高すぎて入れず疲れを落とせないまま寝床に入った。

3月8日(快晴)
朝9時に宿を出て白浜の物産展とれとれ市場に行く。魚介類や和歌山県内の様々なお土産が並び中には市場もありとても賑わっていた。ぶらぶら歩いているとおばちゃんに呼び止められみかんジュースやポン酢の試飲やジュレやジャムの試食を勧められ断れず食べ飲みし非常に美味しかったので少し高いが360円のジュースと840円のジャムを買った。このジュース是非一度飲んでみてほしい。f:id:nkwas1201:20140308215341j:plain
店を出たのが10時、目的地迄は後107キロ。6時間あれば着くだろうと踏んだ。前回の反省を全く省みていない。勿論起伏の多い道が続き、前日前々日の無茶が祟ったのか右足の関節に激痛が走った。平地は左足で踏み込んで右足を乗せれば前に行くが坂道では両足踏み込まなくてはならないから坂道はほとんど押して歩いた。坂を上り続けると有間皇子が謀叛の疑いで護送される途中眼前の海を眺め自信の無事平穏を祈り和歌を読んだ場所に着く。国分皇子も旅の無事平穏を祈った。f:id:nkwas1201:20140308112628j:plain
40キロ位行ったくらい(御坊)でもう起伏は少なくなり平坦な道が続くが右足の激痛でペダルを漕ぐことができなかった。何回も自転車から降り歩くが遂に限界を迎えたのか道端に倒れこんだ。電車を使おうと思うも残り60キロ時点でへこたれるのは嫌だったからそのまま進み由良を少し超えたところで大きな坂が現れたが勿論全部押した。ここら辺は斜面にみかんの木がたくさんあって無人販売所ではみかん1キロ100円とか意味が分からない価格で売られていた。42号線では浜松駅から何キロみたいな標識が1キロとかそんな単位で置かれているんだけどなんの慰みにもならないしホントにいらない。そんなこんなで後40キロ。いつの間にか激痛は消えて和歌山のみかんブランドを輩出する有田市、そこから少し離れた海南を越えると18時頃に和歌山駅についた。改めて和歌山の広大さを感じた。宿を決めていなかったので駅付近をブラブラし1軒目のビジネス旅館阪和荘に交渉しに行くとあっさりOK。ワンちゃんのさくらも快く出迎えてくれた。f:id:nkwas1201:20140308214335j:plain
おばちゃんに部屋案内をされすぐに風呂を沸かしてくれ、ゆもみまでしてくれた。浴槽は五右衛門風呂で祖母の家もそれだったのを思い出しながらゆっくり浸かり疲れをとった。おばちゃんは色々案内をしてくれ至れり尽くせりのもてなしを感じた。夕飯はうまいものが食べたいと思い熊野牛をカルビ一丁に食べに行くことに。6人用の個室を一人で占領するのには気がひけたが美味しい熊野牛をお腹一杯になるまで堪能した。美味しかった。f:id:nkwas1201:20140308203914j:plain
そして宿に戻り晩酌をし寝床につく。

走行距離約110キロ
走行時間約7時間
出費1万円

次回は和歌山駅から大阪梅田を目指します!

チャリ旅(4日目) 紀伊勝浦駅~白浜温泉

3日目おさらい
早朝お伊勢参りをしそのまま紀伊勝浦に向かうも3つの峠に行く手を阻まれ挫けそうになりおまけに目的地手前でハンガーノックになる。お宿はなの美人女将に至れり尽くせりのおもてなしを受け和歌山を更に好きになった1日であった。

3月7日(晴れ)
朝7時に起きだらだらと支度を済ませお宿はなをチェックアウトした後那智大社に向かう。流石は西国三十三ヶ所巡礼の第一番札所であるだけに坂が続く。曲線も多くなかなかきつい。坂を上る途中で熊野古道大門坂を見つけたのでせっかくだし自転車を抱えながら登った。樹齢数百年の木々に囲まれながら歩くのは気持ちがよく清々しくそして不思議な感じがした。次は是非踏破してみたい。息を切らし那智大社にようやく着くと那智の滝を眺めることができた。嗚呼絶景哉。自分の足を使って来たことによって人一倍よく感じられたのかもしれない。うまく背景を写るようにするために自撮りをしようと何回も試み回りが見えずにいると女性から会釈をされ会釈し返した。神々の邂逅だったのだろうか。何だったんだろうか。結局優しいお爺さんにとってもらった。f:id:nkwas1201:20140307103919j:plain
参拝したことだし目的地に向かおうとおもった矢先おばちゃんに昼飯食ってけと半ば強引に店には入りおすすめという、うどん・めはり寿司セットを頼む。めはり寿司というのは高菜で包んだおにぎりみたいなもの。初めて食べたが凄く美味しかった。f:id:nkwas1201:20140307114037j:plain
おばちゃんから那智黒飴をもらい目的地に向かう。時刻は12時。100キロ位だし到着するのは5時くらいだろうと踏んでた自分がバカだった。熊野街道(42号線)をずっと走るルートで平坦な道が続くのだろうなと思っていたが登り坂カーブ下り坂の連続だった。おまけに向かい風が吹き全く進めなかった。ヴェルファイアとかバイク王のCMみたいに車やバイクのようにチャリが楽々海岸線を進めることができるわけなかろうもん!しかしなぜか余裕だろうと思ってしまい雨の日には陸地でサメが泳いでるという本州最南端の串本で海を眺めながら近くの無人販売所で買ったデコポン(7個入り100円)を食べながら黄昏れ30分くらい休憩した後出発する。アップダウンが激しく海風により全く進むことができず、もう海はいいからと何回も思ってるうちに橋杭岩につく。初めて生ける岩みたいなものを見た。f:id:nkwas1201:20140307141030j:plainそこからは道の駅で休憩したりしてこまめに水分食料を取った。そこからちょっとした所に"空き缶をここに捨てたらアカン"っていう看板があってほほぅ…と思いもう少し進むと"ここで小便したらアカン"という看板を見つけ爆笑してしまった。ほほぅ…。右足に激痛が走るも無理をせねばと思い必死にペダルを漕ぐが目的地まで後30キロ程のところで鹿に遭遇した。生身の動物ってでかいんすね~。なんやかんや頑張り7時半頃に南紀白浜の宿に着く。源泉かけ流しの温泉に入るが本当に人間が入れるほどの温度じゃなくシャワーをひたすら浴びた。そして店はほぼしまっていた為ローソンで弁当を買いテレビを見ながら弁当、途中で買ったデコポンを食べ幸福を感じた。結局目的地まで30回以上アップダウンがあったと思う。本当にきつかったとしかいえないです。和歌山の広大さを思いしった1日でありました。日本狭いとか言ってるやつは取り敢えず三重和歌山行け。

走行距離約130キロ
走行時間約7時間。
出費4500円

次回は南紀白浜から和歌山駅を目指します!

チャリ旅(3日目)伊勢市駅~紀伊勝浦駅

二日目おさらい
自転車で静岡駅から伊勢市駅に向かう予定だったが雨のため青春18切符で目的地に向かう。人生初のゲストハウスということでHなイベントを期待するがそんな事が起きるはずもなくイングランド人と話すもよく分からず。しかし同大学の女の子と偶然居合わせ交流を深めた。

3月6日(曇り時々晴れ時々雪)
朝5時半に起き身支度をし宿から徒歩二分の伊勢神宮(下宮)にランニングにいった。前日自転車をこいでなかったせいか体力的にすごく余裕があり下宮は全部回ることができた。勿論鳥居をくぐるときに一礼出るときに一礼は欠かさなかった。下宮を出て伊勢市駅に行き赤福を買って宿に戻り朝食をとった。相席した男の子がまた同大学ということにびっくりした。音楽好きのクレイジーな少年だった。朝食を終えすぐにチェックアウトし片参りは失礼な事とされているため3キロ程離れた伊勢神宮(内宮)に向かう。遷宮の年なので早朝にもかかわらず観光客がたくさんいた。DQNっぽいグループもいて神様の前ではこいつらも無力なんだなぁと神の偉大さを実感した。神様に日々健康でいられる事の感謝の気持ちを伝えた。写真はバスガイドさんに取ってもらった。f:id:nkwas1201:20140306085048j:plain
そんなこんなでもう9時。目的地までは166キロ。急いで向かう。とりあえず37号線を松阪方面に進むが向かい風が凄く平坦な道なのに全く進めない。一時間くらい経って今度は雪が降り始めた。なんでやねん!と思いながら進み仁田北交差点で42号線の熊野街道を突っ走る。一時間位してこの青看板が現れた。f:id:nkwas1201:20140306110513j:plain
新宮まで120キロなら余裕と思い後6時間位でつくやん!と期待を寄せるが見事に裏切られる。熊野古道が山道であるということを完全に忘れていた。一見下り坂に見える所が実は登り坂だったり下り坂に見える所が平坦な道というのが殆どだった。勾配というものはそんなに感じられなかったがきつすぎた。そして11時半頃道の駅奥伊勢おおだいに着き、うな重(500円)唐揚げ(250円)大内山牛乳(100円)を購入。ここはうなぎが有名な所とあって今まで食べた鰻の中でトップクラスに美味しかった。f:id:nkwas1201:20140306114045j:plainお爺さん婆さんに鼓舞され出発。延々と続くアップダウン。第一の難所荷坂峠。もう無理と思うが下り坂のトンネルがありそこを越えると嗚呼絶景哉。涙が出た。f:id:nkwas1201:20140306131813j:plain報われた!と思うも束の間。すぐにまた坂が現れれ延々と行く。道の駅海山で残していた昼食を食べ出発したのが15時10分。第二の難所馬越峠ではシュッシュッ!の掛け声もむなしくヒーヒーフーになっていったのが分かった。ようやく超え下り坂になるもすぐ終わる。ここから少しは平坦な道が続くもまたすぐに坂。第三の難所矢ノ川峠に差し掛かる。もういい加減にしてくれと思うも坂は続き今まで見たことがないような勾配が続き多分一時間位押して登った。途中電光掲示板にただいま2℃が表示されてたり雪が降ったり猿が居たりで本当に泣きそうになった。誰か助けてくれ。坂道を進み矢ノ川トンネル(2075m)を超えるもまだ坂。そのまま進み続けようやく熊野市に着く。少しすると急な下り坂になっていて時速は50キロくらい出てたと思う。気温も寒かったしあの坂はゴアテックスがないと寒すぎると思う。そのまま鬼ヶ城につきヘルメットの隙間にスマホをさして獅子巌と写真を取った。f:id:nkwas1201:20140306180014j:plain
そこから紀伊勝浦までは40キロ位だったのでひたすら海沿いを走った。星が綺麗だった。残り2キロ位になりハンガーノックになった。歩道に20分ほど倒れこみホワイトチョコを食べ目的地に向かう。着いたのは8時半頃。宿にチェックアウトしマグロを那智マグロ三昧に食べに行った。まぁ美味しかったよ!そして宿に戻り温泉に入って疲れを取り、部屋で伊勢市駅で買った赤福銘々箱(2個入り)を食べて歯磨きをし寝床に入った。計画は綿密にした方がよいと実感させられた1日だった。
f:id:nkwas1201:20140306220521j:plain
走行距離約172キロ
走行時間10時間
出費7500円

次回は紀伊勝浦駅から南紀白浜を目指します!

チャリ旅(二日目)静岡駅~伊勢市駅

1日目おさらい
三時間しか寝ていなくサークル合宿終わりすぐということもあり疲労困憊の中下宿先から静岡に向かう。坂が多いためあまりのキツさにハンガーノックになりかけるが着いた静岡では心優しい人たちが多く町並みも好きになる。良い町だった。
f:id:nkwas1201:20140304175205j:plain

3月5日雨(結構強め)

朝7時に起床しカーテンを開けると強めの雨が降っていたので自転車で目的地に行くのを断念し青春18切符で行く事に決めた。ビジネスホテルマスターチさんに宿泊させてもらったのだがここのオーナーが陽気な人で昭和のレトロを感じさせる宿だった。大浴場も非常によかったし支配人も優しかった。雨の中ホテル近くのバス停に行くがお腹が空いたしバスが来るのにまだ時間もあったから近くの唐揚げ屋?の駒形の鶏店というお店でモモ肉のローストチキンを360円で買う。美味しかった。駅に向かう為にしずてつジャストラインの循環型のバスが来たので乗り静岡駅に向かう。雨でよくわからなかったが駿府城跡が少しだけ見えた。バスを降りるためにリュックを背負い輪行袋を持とうとしたが手が滑って丁度バスに乗ってきた婆さんに倒れかかり痛そうにしてた。ちゃんと謝罪はした。婆さんメンゴ。輪行袋はこんな感じです。
f:id:nkwas1201:20140306014937j:plain
静岡駅につき青春18切符を購入しパン屋に入りカレーパンとアンドーナツを食う。美味だった。11時3分発の浜松行きに乗るがでっかい輪行袋のせいで結構ガンをつけられた。チャリ豚は死ねよって俺も思うけどもっと優しくして下さい。そっからは尿意がピークに達し小学生の頃尿をするために走って家に帰るも家の前で漏らすという失態がフラッシュバックした以外は特に何もなく順調に16時57分に伊勢市駅に着く。輪行袋に入れてた自転車を組み直してゆうちょにお金をおろしに行くも組み立てに時間がかかったせいか17時半に近隣のゆうちょも閉まってたので約3キロ離れた唯一ATMがまだ空いてるイオンに向かう。なんでやねん!イオンでお金をおろし途中のカレー屋でフルセットを頼み食べ終わる。カレーはどこで食べても同じという概念が植え付けられつつある。宿にチェックインしようと思うが汗くさくなった衣類を洗うためコインランドリーにそのまま向かう。洗濯乾燥で1000円とかふざけんな!と思いコインランドリーをはしごするも値段は変わらず。カルテル結ぶなよ。色々思考を巡らせた結果公園で衣類を洗うという結論に至った。公園で衣類を洗い乾燥機は10分100円だったので30分使用し300円でその場をしのいだ。そしてみたすの湯という銭湯に行く。入湯料は500円で露天風呂が充実してて丁度人も少なく快適だった。さっぱりし宿に向かい結局チェックインしたのは9時半。今晩泊まるのはゲストハウス。人生初めてでHなイベントとかあるのかなとか考えてた。これはバカすぎた。とりあえず友達を作りたいと思いインド人のもとに行く。イェアからはじまり聞いてるうちにイギリス人だということが分かった。治安良いよねとかアーティストとかについて語り合ったけど正直9割くらい何て言ってたかわかんなかった。f:id:nkwas1201:20140305234135j:plain
次は女の子に話しかけに行く。どこから来たんですかという社交辞令中の社交辞令からはじまり聞いてるうちに同じ学年同じ大学ということが分かった。正直滅茶苦茶嬉しかった。話も弾み(多分)震えながらツイッターのアカウント名を聞き相互フォローをさせてもらった。一人旅が好きな絶滅危惧種の不思議な女の子だった。そして今ベッドの中でこうして記事をエントリーしようと稚拙な文章を書いて寝ようとしている。
今日の走行距離約10キロ
使った金額7500円

次回は伊勢市駅から紀伊勝浦駅を目指します!