モワイエーン

日々起こった事について、又興味について書いていきたいと思います。

チャリ旅(3日目)伊勢市駅~紀伊勝浦駅

二日目おさらい
自転車で静岡駅から伊勢市駅に向かう予定だったが雨のため青春18切符で目的地に向かう。人生初のゲストハウスということでHなイベントを期待するがそんな事が起きるはずもなくイングランド人と話すもよく分からず。しかし同大学の女の子と偶然居合わせ交流を深めた。

3月6日(曇り時々晴れ時々雪)
朝5時半に起き身支度をし宿から徒歩二分の伊勢神宮(下宮)にランニングにいった。前日自転車をこいでなかったせいか体力的にすごく余裕があり下宮は全部回ることができた。勿論鳥居をくぐるときに一礼出るときに一礼は欠かさなかった。下宮を出て伊勢市駅に行き赤福を買って宿に戻り朝食をとった。相席した男の子がまた同大学ということにびっくりした。音楽好きのクレイジーな少年だった。朝食を終えすぐにチェックアウトし片参りは失礼な事とされているため3キロ程離れた伊勢神宮(内宮)に向かう。遷宮の年なので早朝にもかかわらず観光客がたくさんいた。DQNっぽいグループもいて神様の前ではこいつらも無力なんだなぁと神の偉大さを実感した。神様に日々健康でいられる事の感謝の気持ちを伝えた。写真はバスガイドさんに取ってもらった。f:id:nkwas1201:20140306085048j:plain
そんなこんなでもう9時。目的地までは166キロ。急いで向かう。とりあえず37号線を松阪方面に進むが向かい風が凄く平坦な道なのに全く進めない。一時間くらい経って今度は雪が降り始めた。なんでやねん!と思いながら進み仁田北交差点で42号線の熊野街道を突っ走る。一時間位してこの青看板が現れた。f:id:nkwas1201:20140306110513j:plain
新宮まで120キロなら余裕と思い後6時間位でつくやん!と期待を寄せるが見事に裏切られる。熊野古道が山道であるということを完全に忘れていた。一見下り坂に見える所が実は登り坂だったり下り坂に見える所が平坦な道というのが殆どだった。勾配というものはそんなに感じられなかったがきつすぎた。そして11時半頃道の駅奥伊勢おおだいに着き、うな重(500円)唐揚げ(250円)大内山牛乳(100円)を購入。ここはうなぎが有名な所とあって今まで食べた鰻の中でトップクラスに美味しかった。f:id:nkwas1201:20140306114045j:plainお爺さん婆さんに鼓舞され出発。延々と続くアップダウン。第一の難所荷坂峠。もう無理と思うが下り坂のトンネルがありそこを越えると嗚呼絶景哉。涙が出た。f:id:nkwas1201:20140306131813j:plain報われた!と思うも束の間。すぐにまた坂が現れれ延々と行く。道の駅海山で残していた昼食を食べ出発したのが15時10分。第二の難所馬越峠ではシュッシュッ!の掛け声もむなしくヒーヒーフーになっていったのが分かった。ようやく超え下り坂になるもすぐ終わる。ここから少しは平坦な道が続くもまたすぐに坂。第三の難所矢ノ川峠に差し掛かる。もういい加減にしてくれと思うも坂は続き今まで見たことがないような勾配が続き多分一時間位押して登った。途中電光掲示板にただいま2℃が表示されてたり雪が降ったり猿が居たりで本当に泣きそうになった。誰か助けてくれ。坂道を進み矢ノ川トンネル(2075m)を超えるもまだ坂。そのまま進み続けようやく熊野市に着く。少しすると急な下り坂になっていて時速は50キロくらい出てたと思う。気温も寒かったしあの坂はゴアテックスがないと寒すぎると思う。そのまま鬼ヶ城につきヘルメットの隙間にスマホをさして獅子巌と写真を取った。f:id:nkwas1201:20140306180014j:plain
そこから紀伊勝浦までは40キロ位だったのでひたすら海沿いを走った。星が綺麗だった。残り2キロ位になりハンガーノックになった。歩道に20分ほど倒れこみホワイトチョコを食べ目的地に向かう。着いたのは8時半頃。宿にチェックアウトしマグロを那智マグロ三昧に食べに行った。まぁ美味しかったよ!そして宿に戻り温泉に入って疲れを取り、部屋で伊勢市駅で買った赤福銘々箱(2個入り)を食べて歯磨きをし寝床に入った。計画は綿密にした方がよいと実感させられた1日だった。
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走行距離約172キロ
走行時間10時間
出費7500円

次回は紀伊勝浦駅から南紀白浜を目指します!