モワイエーン

日々起こった事について、又興味について書いていきたいと思います。

忘れる顔

印象に残らない顔の人というか種類の顔がブス美人問わず数多存在する。勿論長年接していればそのような顔であっても記憶は定着していく可能性は高まるのだが二三回、はたまた数十回会っても忘れる顔は忘れる。断っておくが私は失顔症や文字を覚えることのできないディスクレシア等でない(はず)。顔が薄いという人も忘れやすいがそうではない。なんというかその人に似ている誰かを見つけて混同してしまう現象が最たる例だと思う。例えばAの顔を思い出そうとすると、Aと似ているBの顔のパーツが混じっていき最終的にBの顔しか思いつかない。私は少し前まで香里奈の顔を思い出せたが最近あまちゃんを見ているせいで小泉今日子の顔と混じって思い出せない。極論言語でもそういう現象はあり得るような気がする。仏語でcomprendreという単語を覚えた瞬間、英語のcomprehendという単語が曖昧になる。conprehendのcompreまでは行きつくからcompriseとかcomplete等の単語は思い出すのだけれど、hまでは記憶が行きつかず辞書を引いてしまった。人にとっての記憶力の差異の問題ではあるがド忘れなども結局似ている単語等が混じって思い出すに行きつかないものであり、この部類のものだと思う。似ているものの識別がつくつかないとかそういうことを言っているのではなく、各人にとってはどうしても見分けられないモノ若しくは思い出せなくなるモノが絶対に存在し、存在し続けるはずである。その現象がどのようなものに基づいているのか結論はないというか、その分野まで行くと脳科学とかになってしまうので分からないが、ああこんな現象あるなぁみたいな感じで共感してもらえると嬉しい。